屋根修理・屋根リフォームを行う時期は?適切なタイミングを解説します!

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屋根修理・屋根リフォームを行う時期は?適切なタイミングを解説します!

屋根修理・屋根リフォームを行う時期は?適切なタイミングを解説します!

屋根は意識しないと気づかない・見えない部分が多く、普段からこまめに気を配ってチェックされている人はそう多くないでしょう。
しかし、屋根の劣化や不具合に気づかず、長期にわたって放置し続ければいずれ雨漏りが起こったりと、皆様の生活、そして大切な住まいに大きな影響を及ぼしかねません。
そのため、屋根は定期的に修理やメンテナンスを行うべきなのですが、どのタイミングで屋根修理やリフォームを検討すれば良いのでしょうか?
こちらのページでは、屋根修理・屋根リフォームを行うべき時期について、適切なタイミングを解説します。

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悪徳屋根修理業者の不安を煽る営業には要注意!

悪徳屋根修理業者の不安を煽る営業には要注意!

残念ながら、屋根修理・雨漏り修理は非常に悪徳業者が多い業界です。
屋根修理・雨漏り修理に関する悪徳業者の手口については、こちらの記事で詳しく解説しています。

この記事でも解説しているように、悪徳業者はある日突然自宅に訪れ、「外から見てたんですが、屋根がずれているのでこのままだと雨漏りしますよ」「屋根がすごく危険な状態なので、早く修理しないと崩落の恐れがありますよ」と屋根の劣化を強調し、皆様の不安を煽って強引に即日契約を結ばせようとしてきます。
「すぐに工事しないと〇〇になる」と不安を煽るような業者には警戒した方が良いですし、その言葉を鵜呑みにする必要もありません。
屋根診断は屋根に登って職人がその目で直接診て行うものであり、屋根にも登らず地上から見たくらいで「このままだと〜になる」と判断できるようなものではないからです。

このように、悪徳業者の不安を煽ってくる言葉に焦る必要は無いのですが、悪徳業者は住宅街を見てまわり、屋根に何かしら不具合がある住まいに的を絞って悪質な営業を行っています。
言い換えれば、皆様が気づいていないところで屋根には多かれ少なかれ何かしらの不具合が発生しているということです。
その不具合が悪徳業者が皆様に営業をかけてくるネタになっている訳ですね。

屋根の不具合は、たとえそれが軽微なものであっても自然に直るということは決してありません。
長期にわたって放置してしまうと周辺にまで被害は及び、屋根の劣化を進めてしまい、最終的には雨漏り被害へと繋がります。
不具合や劣化の程度によって、「すぐ直した方がいい」「早く直すに越したことはないけど、焦らなくても大丈夫」と緊急性に差はありますが、どんな不具合や劣化であっても雨漏りを引き起こす要因となりかねません

いざ屋根修理・屋根リフォームを検討した際に、「ここまで劣化が進んでると葺き替え工事をするしかないですね」と高額な出費にならないようにするためにも、
不具合や劣化を発見した際には被害が少ない内にしっかり修繕する
これが屋根のメンテナンスにかけるトータルコストを抑え、建物の寿命を延ばすための鉄則です。

屋根のタイプ別メンテナンス時期一覧

それでは、屋根修理・屋根リフォームを行うべき適切なタイミングについて、まずは屋根のタイプ別に見ていきましょう。

屋根はその素材の種類によって耐用年数が異なります
各屋根材における耐用年数、そしてメンテナンス時期は以下のようになります。

屋根のタイプ別メンテナンス時期一覧

ただし、こちらの表に記載されている耐用年数・メンテナンス時期はあくまでも目安です。
お住まいの地域や建物の立地によって寒暖差台風が多い雨量が多い海に近いなどの理由で、屋根材の耐用年数やメンテナンス時期が早まることがあります。
各メーカーが発表している耐用年数はあくまで「期待耐用年数」であり、実際の屋根の寿命は住まいを取り巻く環境によって大きく変動する訳ですね。
そのため目安としては、表に記載のメンテナンス時期が来る前、またメンテナンス時期が20年以上と長い場合でも、10年〜15年に一度専門業者に屋根診断をしてもらうのが良いでしょう。

屋根材とは別に、その下に敷いてある防水シートや野地板も10年から20年程度で交換、あるいは修繕が必要となります。
屋根修理の際に、「外から屋根を見たら綺麗なのに、屋根材をめくってみたら下の材木が腐っていた」というケースも少なくありません。
不具合や劣化が少ない内に適切に対処するという意味でも、屋根の状態を見た目だけで判断するのではなく、定期的に技術・知識を持った専門業者にきちんと診断してもらうことが重要です。

上記のように、屋根材によっておおよその耐用年数・メンテナンス時期というものは決まっていますので、10年〜15年に一度の周期で専門業者の診断を受けるというのが1つの目安になります。
しかし、耐用年数やメンテナンス時期の目安に関係なく、早急にリフォーム業者に現地調査を依頼した方が良いというケースがあります。
次で詳しく見ていきましょう。

屋根修理・屋根リフォームを検討すべき劣化症状

それでは、屋根の耐用年数やメンテナンス時期の目安に関係なく、早急に専門業者に現地調査を依頼した方が良いというケースを順に見ていきましょう。

すでに雨漏りが始まっている

当然ですが、もしすでに雨漏りが始まっている場合はできるだけ早急に屋根修理を依頼しましょう。

雨漏りをそのまま放置していると、野地板を含めた屋根裏の建物木部、さらには建物躯体にまで腐食が進行する恐れがあります。
近年の戸建て住宅は断熱性能が非常に高く、使用されている断熱材の影響もあって、一度でも木部が雨水で濡れてしまうと乾きにくい傾向があります。
そのため、木部に染み込んだ水分がいつまでも乾かないままになってしまい、腐食が進んでしまうケースが多いのです。
雨漏りは数ある屋根修理・屋根リフォームの目安となる症状の中でも、緊急性が高い症状と言えるでしょう。

天井にシミができている

「天井から水がポタポタ落ちる」といった直接的な雨漏りでなくても、天井にシミができている場合には現地調査を依頼しましょう。

天井のシミは直接的な雨漏りの前段階、すでに天井裏に何らかの劣化・不具合が起きていると考えて良いでしょう。
この状態をさらに放置し、天井・天井裏の建材が水を受け止めきれなくなると「水がポタポタ落ちてくる」といった本格的な雨漏りの症状が現れます。
二階建て住宅での一階天井のシミの場合、一階と二階の間を通る配管の不具合の可能性もあるので、併せて見てもらいましょう。

風が吹いた時に屋根・天井裏で異音がする

風が吹いた時にだけ屋根の上や天井裏などで異音がするという場合は、屋根材に浮きやズレが起こっている可能性があります。
屋根材を固定する釘が錆びることで脆くなり、屋根にしっかり固定されなくなった屋根材が風によって浮いたりズレたりしている状態です。

そのまま放置すると、屋根材の隙間から必要以上の雨水が屋根内部へ入り込んでしまい、防水シートの劣化を早め、結果的に雨漏りを引き起こす要因ともなりかねません。
すぐに何か別の問題が起こるといった不具合ではありませんが、浮きやズレ程度であれば軽微な作業で直すことができ、安価で元通りにすることができます
もし屋根に浮きやズレを見つけた場合は、見つけた時点で専門業者に依頼すると良いでしょう。
「それくらいなら自分で直せそう」と思われる方もいらっしゃいますが、どんな作業であっても屋根の上は高所作業となります。
転倒や落下の危険が付きまといますので、DIYでの対処は避けた方が安心です。

晴れているのに室内の湿度が高い

晴れているにも関わらず室内の湿度が高い場合、建物躯体の木材が水分を吸ってしまっている可能性が高いです。
この水分は雨漏りによって発生したものであり、気づかないところで雨漏りが起こっている恐れがあります。
前述のように、近年の戸建て住宅は一度濡れてしまうと乾きにくい構造になっており、そのまま放置すると木部に含まれた水分が腐食を引き起こし、建物の耐久性を著しく損ないます。

湿度が高い梅雨時期などは気づきにくいかもしれませんが、冬場などの空気が乾燥している状況下で不自然な湿度の高さを感じるようであれば、一度雨漏り診断を受けた方が良いでしょう。
当然ですが、もしすでに雨漏りが起こっていた場合は、できるだけ早急に屋根修理を依頼しましょう。

カビの臭いがする

カビについても、先程の「湿度が高い」と同様に、屋内のどこかで水分が乾ききらないような場所がある場合に発生します。

お風呂や洗面所など水場が近い場所では、水まわりの使用後に一時的に湿気が溜まってカビが生えたりすることはあります。
しかし、水場から遠い部屋の中でカビの臭いがする場合、「室内のクロスをめくってみると壁一面にカビが生えていた」というケースも少なくありません。
カビをそのままにしておくとアレルギーの原因になるので非常に危険です。
どこから水がやってきて室内の壁を濡らしているのか、専門業者に雨漏り診断を相談してみましょう。

10年以上何も屋根メンテナンスをしていない

新築から10年以上、あるいは前回の屋根メンテナンスから10年以上屋根に対して何もメンテナンスをしていない場合、一度専門業者に屋根診断を依頼するのがおすすめです。

たとえ現時点で雨漏りなどの目に見える被害や異変が起こっていなかったとしても、屋根の内部や天井裏など普段見ることができない場所で劣化が起こっていたというケースは非常に多いのです。
最初は小さな不具合でも、そのまま放置すると他の部分にも負荷がかかり、「早めに対処してればこんなことにならなかったのに…」といった不要な被害が発生する事例も少なくありません。

屋根修理・雨漏り修理に限ったことではありませんが、住まいに関する劣化や不具合は『被害が少ない内に早めに対処する』、これが後々の大きなトラブルを防ぐために何より大切なポイントです。

屋根のメンテナンスは住まいの寿命を延ばすことに繋がる

耐用年数やメンテナンス時期の目安に関係なく、早急にリフォーム業者に現地調査を依頼した方が良いというケースをいくつかご紹介しました。
ここでご紹介したような屋根修理・屋根メンテナンスの目安となる症状を見逃さず、定期的にメンテナンスをしておけば、長い目で見た時の屋根にかかるトータルコストを抑えることができます。

また、大雨や台風といった自然災害の後に上記で解説したような症状が現れた時は、火災保険を活用できる場合もあります。
屋根修理・雨漏り修理に火災保険を活用するには、加入されている保険会社から「風災」による被害だと認定される必要があるので、誰でも必ず使えるという訳ではありませんが、もし活用できるのであればお得に屋根修理を行うことができます。
火災保険についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

常に紫外線や雨風にさらされている屋根は、建物の中でも最も劣化が進行しやすい箇所です。
屋根材が劣化・破損したまま修理・交換をせずに放置すると、その下の防水シートにも負荷がかかり、防水シート自体の劣化を早めます。
そして、防水シートがダメになってしまうと、その下の屋根下地(野地板)もダメになってしまうので、ここまで被害が進行すると屋根全面の葺き替え工事が必要になってしまいます。

屋根の定期メンテナンスをきちんとしていない場合、お住まいの地域や立地によって異なりますが、最短10年程度で葺き替え工事が必要になる場合もあります。
屋根は住まいを守る要とも言える場所です。
定期的にしっかり屋根のメンテナンスをすることで、雨漏りなど後々の大きな被害を防ぐことができ、さらには屋根にかけるトータルコストを抑えることができるだけでなく、大切な住まいの寿命を延ばすことにも繋がるのです。

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