屋根修理・雨漏り修理は悪徳業者が多い?よく使われる詐欺の手口とは?

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屋根修理・雨漏り修理は悪徳業者が多い?よく使われる詐欺の手口とは?

屋根修理は悪徳業者が多い?悪徳業者の手口と騙されないためのポイント

同じリフォーム業に携わる者として非常に残念な事ですが、全国には未だ屋根修理に関する悪徳業者が多く存在します。
屋根修理・雨漏り修理に限らず、外壁塗装やリフォームなどの建築業界は昔から悪徳業者に狙われやすいという特徴があります。
そして、その中でも特に屋根修理・雨漏り修理は悪徳業者が多いとされていますが、それはどうしてでしょう?
このページでは、屋根修理・雨漏り修理には悪徳業者がなぜ多いのかを解説すると同時に、悪徳業者の特徴や常套手段、騙されないポイントなどを解説します。

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どうして屋根修理・雨漏り修理には悪徳業者が多い?

どうして屋根修理・雨漏り修理には悪徳業者が多い?

昔から、建築業界は悪徳業者が多い業界と言われています。
それは、建築工事は工事費用が高額になるので、悪徳業者からすれば騙すことができれば一件あたりの利益が多く生まれるからです。
そう考えると、最も工事費用が高額になるフルリフォームやリノベーションが最も狙われやすいようにも思いますが、実は最も悪徳業者が多いのは屋根修理・雨漏り修理業界です。
理由は簡単で、

  • 屋根は皆さんが簡単に間近で確認することができない場所だから
  • 屋根に対する知識を持っている人はそう多くないから

この2点が挙げられます。
わかりやすく言えば、悪徳業者からすれば屋根修理・雨漏り修理など屋根に関する工事が一番騙しやすいという訳ですね。

屋根は簡単に間近で確認することができない

この理由が最も屋根修理・雨漏り修理に関する悪徳業者が多い原因となっているのではないでしょうか?

最近の戸建て住宅は洋風の住宅が増え、2階建てではなく3階建ての住宅も増えたため建物自体が高くなり、業者が使う専用の長いハシゴでもない限り気軽に屋根を見ることも難しいです。
また、昔ながらの平屋の日本家屋であっても、地上からはそのすべてを確認することはできず、屋根材も瓦が多いので慣れていない人間が登ると簡単に瓦が外れ、転落の危険性があります。
実際、この記事をお読みいただいている方の中でも、「自宅の屋根に登ったことがある」という方はほぼいらっしゃらないでしょう。

外壁塗装や内装リフォームであれば、施工箇所を間近で見ることができ、その仕上がりをご自身の目で確かめることも容易です。
しかし、屋根修理や雨漏り修理についてはご自身で確認することが難しく、どうしても業者の「今回〇〇という工事をさせていただきました」という言葉を信じるしかありません
そのような背景から、言葉悪く言うと「お客様に確認されることも無いので業者が好き勝手できてしまう」状況になっており、悪徳業者に狙われやすくなっているのです。

このような状況では、しっかり丁寧な施工をしてくれない必要な工程を省くなど、支払った費用に見合わない手抜き工事が起こりやすくなってしまいます
手抜き工事を防ぐための対策については後述します。

屋根に対する知識を持っている人が多くない

この記事をお読みいただいている方の中で、「自分は屋根について人より詳しく知っている」と言える方はそう多くないでしょう。

屋根はご自身で直接見る機会も少なく、普段から自宅の屋根がどういう状態になっているのかを気にする人は多くありません。
加えて、屋根修理・雨漏り修理といった屋根に関する工事はそう頻繁に行う工事ではないため、建築業に携わっているような方でもない限り、屋根について詳しく知っているという方は少ないのです。
恐らく、「屋根の部材の名称もわからない」という方が多数ではないでしょうか。
屋根の各部の名称については、こちらの記事で詳しく解説しています。

マイホーム所有者必見!建物の各部材の名称を写真付きで解説

皆さんが屋根に対する知識が乏しいこと、これもまた悪徳業者にとってはメリットとなってしまいます。
業者から、「〇〇という場所が〇〇という状態になっており、これを〇〇しないと雨漏りが起こりますよ」と聞き慣れない専門用語を並べられると、「よくわからないけど、専門の業者さんが言うならそうなのかな…」となってしまう方が多いです。
このような状況では、本来不要な工事を追加され、高額な請求をされてしまうリスクが高まります

普段から見慣れて、触り慣れている箇所のリフォームとなる内装リフォームではこういった事態はなかなか起こりません。
屋根という普段気にしない、よく知らない場所だからこそ、詐欺まがいのぼったくり請求が起こりやすくなっているのです。

屋根修理における悪徳業者の詐欺の手口・常套手段とは?

屋根修理における悪徳業者の詐欺の手口・常套手段とは?

上述の通り、屋根修理・雨漏り修理業界にはお客様を騙して利益を得ようとする悪徳業者が非常に多いです。
悪徳業者は様々な手口で皆さんを騙そうとしてきますが、その手口はある程度共通しています。
逆に言えば、その詐欺の手口・常套手段を知っていれば、悪徳業者に騙されるのを未然に防ぐことができるでしょう。
ここでは、実際によくある屋根修理における悪徳業者の詐欺の手口・常套手段をいくつかご紹介します。

必要以上に屋根の劣化を強調する

これが最も多い手口で、いわゆる「点検商法」と呼ばれる手口で国民生活センターでも注意喚起しています。

訪問販売によるリフォーム工事・点検商法|国民生活センター

ある日営業マンが突然自宅に訪れ、「外から見てたんですが、屋根がずれているのでこのままだと雨漏りしますよ」「屋根がすごく危険な状態なので、早く修理しないと崩落の恐れがありますよ」といったように、屋根の劣化を強調してくる訳です。
もちろん訪問営業を行なっている業者のすべてが悪徳業者という訳では決してありません。
しかし、このように必要以上に屋根の劣化を強調し、「すぐに工事しないと〇〇になる」と不安を煽るような営業を行う業者には注意した方が良いでしょう。

こういった業者は、「早く工事しないと雨漏りが起こる」と雨漏りが起こる可能性を強調するケースが多いですが、ほとんどの場合で間違いです。
雨漏りが起こるかどうかの診断は、専門家が屋根に登り間近で目視しながら行われるものであり、下から見たくらいで雨漏りが起こるかどうかは余程の屋根職人でないと判断できません。
地上から見てわかるくらい屋根の崩落が起こっている場合などは別ですが、営業マンが地上から屋根を見たくらいで判断できるものでは決してないのです。

さらに、こちらの記事でも解説していますが、雨漏りはある日突然起こるものではありません。
見えない箇所で建物の劣化が進み、雨水を受け止めきれなくなって溢れ出した雨水が雨漏りという症状として皆さんの前に姿を現すのです。

雨漏り修理をどこに頼むかお悩みの方へ!費用相場や業者選びの注意点

つまり、台風や記録的な大雨などの突発的な災害を除き、雨漏りが発生するまでには時間がかかるということです。

このような、必要以上に屋根の劣化を強調する訪問営業を行う業者は、皆さんを焦らせて強引に契約を結び、相場より高額な費用を請求してくるケースがほとんどです。
契約を急かしてきますが、その場で契約を結ぶようなことは決してしないでください。
契約しなかったからと言って、今日明日ですぐ雨漏りが起こるようなことはありません。
ご自身で本当に信頼できる業者をインターネットなどで探す時間は十分にあります。

見えないところで屋根を壊し、工事の緊急性を煽る

これは完全に詐欺行為ですが、「無料点検」を装って屋根に登り、皆さんから見えないところで屋根を壊して写真を撮り、「ここが壊れてますね!放置すると雨漏りが起こるのですぐ修理しましょう!」と写真を見せながら得意げに説明するのです。
こちらも前項と同じく点検商法であり、実際に全国で数多くの事例が報告されています。

前項で解説したように、屋根・雨漏り診断には屋根に登ることが必要となりますし、「無料点検」と聞くとやってもらって損はないように感じますし、親切な業者だと感じる人もいるでしょう。
しかし、屋根に登るのは今日会ったばかりのどこの馬の骨かもわからないような業者です。
本当に信頼できる業者かわからない状況で、業者を屋根に登らせるのはたとえ無料であっても避けるべきでしょう。

また、このケースの派生とも言える事例ですが、自身で壊した箇所を低価格で修理し、一旦しっかり修理してくれたように見せかけて実は別の場所を大きく壊していたというケースもあります。
このケースは、最初の修理を低価格で行うというのがポイントになります。
一度無料点検や低額修理で皆さんからの信用を得て、次に大掛かりな修理が必要になったと言って高額な請求をしてくる訳です。

「しっかり直してくれるならそれで良いんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、そもそもが本来不要な工事で、その業者が引き起こした修理です。
屋根は大切な住まいを守る上で非常に重要な場所、そんな場所に信頼できるのかわからないような業者を登らせるのは避けた方が良いでしょう。

メーカーを装って点検を行おうとする

悪徳業者はご自宅に関するハウスメーカー、あるいは建材メーカーを装い、あたかも定期点検でやって来たかのように振る舞うことがあります。
このようなケースは屋根修理など建築業界に限ったことではありません。
ガス設備の無料点検に来た業者だから東京ガス(あるいは大阪ガスのような大手ガス会社)の人間だと思っていたら全く知らない子会社だった、ドコモ(あるいは他の大手携帯キャリア)のサービス案内の営業電話がかかってきて、ドコモの人間だと思ったらただの営業会社だった、といった経験はありませんか?

この悪徳業者のケースは、これらのいかにも大手メーカーの人間のように装い営業を行う行為と似ていますが、決定的に違う点があります。
それは、上記のケースは大手が把握している子会社・営業会社ですが、屋根修理の悪徳業者はハウスメーカー・建材メーカーとは一切関係なく、無断でハウスメーカー・建材メーカーの関連会社を名乗っているという点です。

ハウスメーカーであれば基本的にはアポをとってから点検を行うことがほとんどですし、建材メーカーが個別で住宅点検を行うようなことはありません。
「いざ契約したらハウスメーカーとは全く関係の無い別会社だった」ということがないよう、ハウスメーカー・建材メーカーを名乗る営業には注意してください。
もしそのような業者が訪問してきた際は、担当者の名刺をもらい所属する会社を確認するようにしましょう

あり得ないような大幅値引きを謳う

どんな工事でも決して安くないのが屋根修理を含む建築工事です。
そのため、値引きは皆さんにとっても嬉しいことだとは思いますが、中にはあり得ないような大幅値引きをしてくる業者がいます。
それも、5万〜10万円の値引き、端数を切るといった程度の値引きではなく、数十万円規模での値引きです。

リフォーム工事における悪徳業者の常套句は、

  • 近くで工事をしてるので、今だけこのエリア限定で値引きできます
  • このエリアに新店をオープンしたので、オープン記念価格で今だけ値引きします
  • モニターを探していて、モニターになってくれるのであれば格安で工事できます

といったものです。

数十万円規模での値引きはたしかに魅力的ではありますが、上記のいずれの理由であっても、あり得ないような大幅値引きを謳う業者とは契約を結ばないのが賢明です。

仮に100万円のリフォーム工事があったとします。
費用である100万円の中には材料費、工事に必要となる足場などの設備費、職人さんの工賃、さらには廃材の処分費用、工事期間中に現場の近くに車を停めておくための駐車場代など様々な必要経費が含まれています。
そのため、100万円規模の工事であっても、会社にとって利益として残るのは2割〜3割程度と言われています。

にも関わらず、100万円の工事で30万〜40万円以上の値引きがあったとします。
会社としては全く利益が残らず、そんなことを続けていては経営自体ができない状態になってしまいますし、値引き額によっては原価を下回るケースもあります。
値引きによって工事費用が原価を下回ると、当然ながらまともな工事などできるはずもありません
そうなれば、手抜き工事をしてとりあえず工事が完工したように見せてくる訳ですね。

あるいは、大幅値引きをしてお得になったように見せかけておきながら、実はそもそもの工事費用が非常に高額だったというケースもあります。
本来100万円の工事を当初は150万円かかると伝え、後から「今回だけ特別に50万円お値引きさせていただきます!」とお得になったように見せてくるのです。
しかし実際には、元々の価格がぼったくり価格だったため、値引きしてようやく通常価格になる訳です。

「手抜き工事じゃなく普通に工事してくれるならそれでも良いんじゃない?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、営業段階において皆さんに嘘をついて契約を結ばせたということであり、そんな業者を「手抜き工事は絶対しない」と信用することができるでしょうか?

数万円〜10万円程度であれば、企業努力や工事内容を見直すことで値引きがあるかもしれません。
しかし、数十万円規模での値引きなど建築業界においては基本的にあり得ません
大幅値引きを謳う業者は必ず裏に何か秘めているので、そのような業者とは契約を結ばないのが得策です。

火災保険を活用した「無料修理」を謳う

台風や大雨、大雪など自然災害の後に多く事例が発生するのがこのケースです。
実際に、自然災害で建物に何かしら被害が発生した場合、ご自身が加入されている火災保険を活用することで安く、あるいは実質無料で修理ができることがあります。
ここで重要なのは、「できる」ではなく「できることがある」とお伝えしている点です。

自然災害による被害を修理する際、保険会社に申請を行い、申請が通れば工事費用に見合った保険金を受け取ることができます。
しかし、あくまでも申請の可否を決定するのは加入している保険会社であり、業者ではありません。

にも関わらず、「絶対に保険がおりるので〜」「この被害状況なら確実に〜」と必ず保険金がもらえるような口ぶりで契約を迫ってくる業者が存在します。
このような業者は、契約を結ばせることが何よりの目的であり、保険金がもらえるかどうかは実はどちらでも良いのです
契約後はいそいそと足場を組み立て着工し、保険の申請が通らなかったとしても「保険が使えなかったのは残念です、しかし工事は始まっているのでもうキャンセルはできませんし、自費でお支払いをお願いします」と言ってくるだけです。

火災保険の申請の流れや条件、注意点などはこちらの記事で詳しく解説しています。

外壁塗装・屋根修理で火災保険の申請ってどうやるの?方法や流れを徹底解説
外壁塗装・屋根修理に火災保険は適用される?条件や注意点を徹底解説

自然災害後に火災保険の活用を考えるのは普通の話ですが、「絶対に〜」「確実に〜」と現場を見る前から必ず申請が通るような口ぶりで営業してくる業者には注意が必要です。

屋根修理で悪徳業者に騙されないためのポイントとは?

屋根修理で悪徳業者に騙されないためのポイントとは?

前項で解説したように、悪徳業者はあの手この手で皆さんと強引に契約を結ぼうとしてきます。
しかし、「その詐欺の手口・常套手段を知っていれば、悪徳業者に騙されるのを未然に防ぐことができる」とお伝えしたように、手口を知っていれば対策をとることもできます。
屋根修理で悪徳業者に騙されないためのポイントをまとめてみました。

その場で即決しない・契約しない

悪徳業者は「今日中に契約してくれたら値引きを〜」といったように、即日契約を急かしてきます。
「屋根の〇〇がかなり劣化している」「このままだと〇〇になる」など不安を煽られると早く修理をしないとという気持ちになり、その業者と契約を結ぼうとする気持ちはわかります。
しかしそんな時こそ焦らず、「家族に相談してみないと自分では決められない」「お世話になっている業者がいるからそちらに頼む」と言って業者には一旦帰ってもらいましょう。

本当に優良な業者なら、即決しなくても嫌な顔をすることはありませんし、嫌な顔をするのは自身が腹に一物を抱えた悪徳業者だと言っているようなものです。
屋根の劣化を指摘されて一番気になるのは雨漏りかと思いますが、上述のように本当に劣化が進んでいたとしても今日明日で突然雨漏りが起こることはほぼありません。
本当に信頼できる業者をじっくり探す時間は十分にあります。

不用意に屋根に登らせない

たとえ「無料」であっても、今日会ったばかりの信頼できるかどうかわからない業者を屋根に登らせるべきではありません
上述のように、悪徳業者は皆さんの見えないところで屋根を壊そうとする恐れがあります。
「どこか劣化している箇所があるのなら、いつも頼んでる業者に見てもらうので帰ってもらって大丈夫です」と伝えて帰ってもらいましょう。
あるいは、近年ではドローンを使用した調査を行なっている業者も増えたため、ドローンの取り扱いをしているのであればドローン調査であれば点検してもらっても良いでしょう。

そもそも、頼まれてもいない屋根点検を「無料」で行なって、その業者に何のメリットがあるのでしょう。
奉仕の気持ちでボランティアをやっているのでなければ、必ず何かしら裏があるはずです。

屋根の劣化状況、施工後の様子がわかる写真を撮ってもらう

これはどんな業者に依頼した場合でも言えることですが、必ず屋根の劣化状況がわかる写真を撮ってもらいましょう
屋根は地上からはその全貌を見ることはできません。
そのため、写真が無ければ「〇〇という場所が傷んでいた」「〇〇と〇〇を新しいものへと交換した」と言われても、何も証明するものがなくなってしまいます。

優良業者であれば、何も言わなくても施工前と施工後の写真を撮ってくれますが、悪徳業者は自分たちの手抜き工事がバレるのが嫌なので写真を撮ろうとはしません
やはりご自宅の屋根がどういう状況からどうなったのかは自身の目でも確認したいところです。
どんな業者に依頼した場合でも、必ず写真を撮ってもらうようにしましょう。

「無料」「限定」「大幅値引き」など甘い言葉に騙されない

「今日契約してくれた方限定で〜」「今だけ足場代が無料〜」などもっともらしい理由の大幅な値引きには騙されないでください。
上述しましたが、建築業界で数十万円規模での値引きはほぼあり得ないと思っていただいて大丈夫です
数十万円規模の値引きが起こり得るのは費用が数百万円、あるいは一千万円を超えるようなフルリフォーム工事の場合だけで、100万円前後の工事で数十万円の値引きはあり得ません。

安さはたしかに魅力的ですが、その分のツケは手抜き工事という形で必ず返ってきます。
大幅な値引きは手抜き工事を前提にしている可能性が極めて高いので、甘い言葉に騙されないでください。

書面での契約書を確認してから契約を交わす

特に悪徳業者は、自分たちの嘘・詐欺行為がバレる前に契約を結ぼうと契約を急かしてきます
そのため、契約書の用意が無い場合でも、「契約書は後日お渡しするので、契約だけ交わしましょう」と口頭で契約を交わそうとしてくる場合がありますが、これは非常に危険です。

口頭のみで工事内容を説明されると、仮にその時に聞いた通りの仕上がりになっていなくても「〇〇という説明を受けた」「言ってません、契約書にも△△と書いてますよね」と言った言ってないのトラブルの原因となります。
契約を結ぶのは、必ず書面の契約書をしっかりと確認し、工事内容や金額に齟齬がないかを確かめてからにしましょう
これは悪徳業者に限った話ではなく、どんな業者であっても同じです。

工事前に工事代金を全額支払わない

業者によって異なりますが、基本的に建築関係の工事は、手付金と完工後の2回払いか、手付金・工事中・完工後の3回払いであることが多いです。
しかし、悪徳業者は着工前に全額支払いを要求してくる場合があります。
ここで支払ってしまうと、支払い後に連絡が取れなくなるという非常に悪質な業者もいるので、工事代金を丸々持ち逃げされてしまう恐れがあります。
こちらも悪徳業者に限った話ではなく、どんな業者であっても同じですが、着工前の全額支払いを要求してくる業者には、「複数回払いじゃダメなのか?」を確認し、無理ならその業者は避けた方が良いでしょう。

屋根修理は悪徳業者が多い?まとめ

悪徳業者が多い屋根修理・雨漏り修理において、悪徳業者に騙されないためのポイントを解説してきました。
今回ご紹介した内容を実践していただければ、悪徳業者の嘘を見抜くことができ、詐欺被害に遭うこともなくなります。

ただ、詐欺の手口も年々巧妙になってきているので、もしかすると「十分注意していたつもりだったのに、選んだ業者が悪質な業者だった…」という場合もあるかもしれません。
そんな時は、契約してから8日以内であればクーリングオフを申請しましょう。
クーリングオフを申請すれば、違約金なしで契約を解除できますし、支払い済みの手付金も全額返済、もしすでに着工していてもその工事費用の支払いは免除されます。

クーリング・オフ|国民生活センター

また、すでにクーリングオフの申請期間を過ぎている状態で業者との間にトラブルが起きている場合は、消費生活センターに相談しましょう。

全国の消費生活センター|国民生活センター

業者との間でトラブルに発展した際、悪徳業者は態度を豹変させ高圧的な態度に出てくる場合もあるので、「もうあんな業者と連絡をとりたくない」という方にとっては心強い味方となってくれます。

繰り返しになりますが、屋根修理・雨漏り修理は悪徳業者が非常に多い業界です。
悪徳業者に騙されないためにも、詐欺被害に遭わないためにも、屋根修理・雨漏り修理では特に慎重に業者選びをするようにしましょう。

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