ファインシリコンフレッシュ(日本ペイント)の特徴や評判を解説

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ファインシリコンフレッシュ(日本ペイント)の特徴や評判を解説

ファインシリコンフレッシュ(日本ペイント)の特徴や評判を解説

近年では外壁・屋根用塗料の性能が向上し、塗膜の劣化因子である「ラジカル」の発生を抑制する「ラジカル塗料」、高耐久な「フッ素塗料」も気軽に採用できるようになりました。
しかし、それでも依然として外壁塗装では「シリコン塗料」が一番人気であり、塗装において最もスタンダードな塗料が「シリコン塗料」です。
こちらのページでは、実際に「シリコン塗料」を外壁塗料として採用したお客様の中で評判が良い塗料「ファインシリコンフレッシュ」について、特徴や評判などをご紹介します。
シリコン塗料での外壁塗装をご検討中の方は、ぜひ塗料選びの参考にしてください。

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ファインシリコンフレッシュってどんな塗料?

ファインシリコンフレッシュは、国内大手塗料メーカー「日本ペイント」が製造・販売しているシリコン塗料です。
正式な名称は「超低汚染形ターペン可溶2液形アクリルシリコン樹脂塗料」、耐候性・低汚染性はもちろん防藻と防カビ性にも優れています。
藻・カビに高い抵抗性を示す最先端のバイオ技術が採用されており、数ある日本ペイントの塗料の中でも代表的な塗料のひとつです。

販売開始当初から多くのお客様に選ばれ、戸建て住宅での採用率も高く、実績豊富で塗装職人からの信頼も厚い塗料です。

それでは、ファインシリコンフレッシュにはどんな特徴があるのか、順に見ていきましょう。

ファインシリコンフレッシュについて

ファインシリコンフレッシュが人気の理由は、次の3つの特徴を持っているからです。

  • シロキサン結合によって劣化の進行が遅い
  • 低汚染性・防藻・防カビ性に優れ汚れにくい
  • 環境・健康への安全面でも定評がある

ファインシリコンフレッシュは、他の同グレードのシリコン塗料と比べて耐候性に優れていると言われていますが、これはファインシリコンフレッシュが強固な「シロキサン結合」を持つ塗料だからです。
「シロキサン結合」とは、簡単に言うと陶器やガラスといった無機物と同じ構造を持った結合であり、化学的に見ても非常に強固な結合です。
そのため、自然界ではあり得ない200℃という高温でも結合が壊れることがありません。

この「シロキサン結合」こそが、ファインシリコンフレッシュが他のシリコン塗料より耐候性に優れ、上のグレードであるフッ素塗料に迫る耐候性・耐熱性を持っている理由です。

また、ファインシリコンフレッシュには特殊セラミック成分による親水化技術が採用されており、汚れにくく雨だれができにくいという性質を持っています。
降り注いだ雨水が外壁表面に馴染む性質を「親水性」といいますが、この親水性が高いほど雨水が外壁に付着した汚れを洗い流しやすくなります。
上述の高い耐候性によって光沢の保持率も高く、高い耐候性・親水性で長期にわたって美観を維持してくれるのはお客様にとっては嬉しいメリットですね。

そして、ホルムアルデヒド放散等級は最高級のF☆☆☆☆
環境にも健康にも安全性が高いという点も、ファインシリコンフレッシュの人気が高い理由のひとつとなっています。

あらゆる下地に適応可能、さらに高い作業性も両立

下記の塗料詳細の表にも記載していますが、ファインシリコンフレッシュは他のシリコン塗料と比べて非常に幅広い下地に適応します。

例えば、エスケー化研の「水性セラミシリコン」の適応下地が、
コンクリート、セメントモルタル、ALCパネル、スレート板、各種サイディングボード、各種旧塗膜(活膜)など
であるのに対してファインシリコンフレッシュは、
モルタル、コンクリート、ALC、サイディングボード、押出成形セメント板、けい酸カルシウム板、磁器タイル、スレート、鉄、アルミ、溶融亜鉛めっき、クロメート処理亜鉛めっき、ステンレス、木部、硬質塩ビ、FRP、PC板
と適応の幅が非常に広いです。

そのため、外壁はもちろん付帯部(雨樋・雨戸・破風板・水切りなど)にも使用が可能で、塗料に無駄が出ることがありません。
さらに、ファインシリコンフレッシュは高弾性塗料であり、ヒビ割れ(クラック)が起こる可能性が高いモルタルとの相性が抜群です。

また、塗膜の乾燥も早く、冬季や梅雨時期など塗膜が乾燥しにくい季節であってもスムーズに作業を進めることができ、工期にも待ち時間などの無駄が発生しません。

工事中は臭いが気になる人も

ファインシリコンフレッシュは、「超低汚染形ターペン可溶2液形アクリルシリコン樹脂塗料」という名前が示すように油性塗料(弱溶剤)です。
水性塗料は水で希釈して使用することができますが、油性塗料は塗料用シンナーで希釈して使用します。
そのため、工事中は家の至るところでシンナーの臭いがするため、注意していただきたいポイントです。
また、工事中は窓に塗料が飛散しないようビニールで養生するため、換気がしづらくなるのも覚えておきましょう。

シンナーなどの激臭に敏感な方や妊娠されている人がいらっしゃる場合、水性塗料を選んだ方が良いケースもあります。
ただし、水性塗料と油性塗料を比較すると油性塗料の方が高耐久な塗料ですので、どちらの塗料を採用するかは今後の塗り替えプラン、ご自身のライフプランなども考慮しつつ、業者と相談しながら決めるようにしましょう。

ファインシリコンフレッシュの価格相場は?

ファインシリコンフレッシュの3回塗りの合計単価は、約2,000円〜2,600円です。
シリコン塗料の費用相場は1,800~3,000円/m²ですので、シリコン塗料としては平均的な価格設定になっています。
ただし上述のように、上のグレードであるフッ素塗料に迫る耐候性・耐熱性を持っていながらシリコン塗料として平均的な価格という点では、非常にコストパフォーマンスに優れた塗料と言えるでしょう。

ファインシリコンフレッシュの基本情報

メーカー 日本ペイント
塗料名 ファインシリコンフレッシュ
一般名称 超低汚染形ターペン可溶2液形アクリルシリコン樹脂塗料
単価 2,000円〜2,600円/㎡
樹脂 シリコン樹脂
水性/溶剤 弱溶剤系
1液/2液 その他
機能 高耐候性、低汚染、透湿性、防藻、防かび
期待耐用年数 10~15年
素材 モルタル、コンクリート、ALC、サイディングボード、押出成形セメント板、けい酸カルシウム板、磁器タイル、スレート、鉄、アルミ、溶融亜鉛めっき、クロメート処理亜鉛めっき、ステンレス、木部、硬質塩ビ、FRP、PC板
つや つや有り、7分つや有り、5分つや有り、3分つや有り
ホルムアルデヒド放散等級 F☆☆☆☆
規格 JASS 18 M-404 アクリルシリコン樹脂塗料 アクリルシリコン樹脂エナメル アクリルシリコン樹脂塗料用中塗り JIS A6909 建築用仕上塗材 可とう形改修塗材E/RE、複層塗材E/RE/Si、防水形複層塗材E/RE 上塗材 耐候形1種、 JIS K 5658 建築用耐候性塗料 上塗り塗料 2級(つや有りのみ) 相当※、 JIS K 5659 鋼構造物用耐候性塗料 上塗り塗料 2級(つや有りのみ) 相当※、 ※該当規格の性能を満たしています。(社内試験)

日本ペイント「ファインシリコンフレッシュ」公式ホームページへ

インターネット上の塗装業者によるファインシリコンフレッシュの評判

良い評判

  • シリコン塗料では定番の塗料だと思います
  • コスパに優れてるので、塗り替え時に再度ファインシリコンフレッシュをリピートされるお客様も多いです
  • すごく光沢が出るしいつまでも綺麗なので、お客様からの満足度も高いです
  • 他の業者さんもよく使ってるので、塗り替え時の下地処理がしやすいです
  • ラジカルやフッ素などこれより上のグレードの塗料もありますが、水性セラミシリコンも耐久性や雨だれ・コケの発生にも問題無いです

悪い評判

  • 頻繁にではないですが、過去に臭いでクレームが発生したことも…
  • 艶消しが無いので、艶消しを希望される方にはおすすめできない塗料です
  • 水性塗料よりは扱いが難しいので、新人スタッフには作業を任せることができません

ファインシリコンフレッシュの特徴や評判 まとめ

実際にシリコン塗料を外壁塗装として採用したお客様の中でも評判が良い「ファインシリコンフレッシュ」について解説してきました。
非常に多くの戸建て住宅で採用され、実績は申し分なく塗装業者からの信頼も厚い塗料です。

また、価格は平均的なシリコン塗料の費用相場内ですが、フッ素塗料に迫る耐候性・耐熱性を持っているためコストパフォーマンスに優れています。
価格だけを見れば他のシリコン塗料も選択肢に入ってきますが、耐久性の高さや仕上がりの美観なども考慮すると、多くの塗装業者がおすすめするのも納得です。
外壁塗装にシリコン塗料の使用を検討されている方には、ぜひ候補に入れていただきたい塗料です。

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