単色系の外壁塗装の成功例6パターン!仕上がり実例と共に成功のポイントを解説
外壁塗装の色選びで失敗してしまう原因とその注意点については別ページで細かく解説しています。
失敗する原因について詳細を記載していますが、やはり実際の仕上がり実例が無いとイメージしづらいかもしれません。
ですので、ここではまず単色系の外壁塗装の成功例6パターンと色選びのポイントを、仕上がり実例の写真と共にご紹介します。
どの実例も、お客様の満足度が非常に高かった塗装工事になります。
ご自身がイメージしている仕上がり、また「検討してなかったけど、この色味も良いな」と思うものもきっとあると思いますので、ぜひ参考にしてください。
ベージュ系の外壁塗装
ベージュ系は個性やオリジナリティを求める方には、若干物足りなさを感じてしまう色味かもしれません。
しかし、清潔感や安心感、優しさや温もりといった印象を与えてくれる色でもあります。
また、一口にベージュと言っても濃淡でその印象は大きく変わりますし、濃いベージュであればホコリや汚れが目立ちにくくなるというメリットもあります。
長く愛される安心感のある外観にしたい方におすすめです。
白系の外壁塗装
白系は清潔感を与えてくれるだけでなく、使い方によっては高級感も与えてくれる色でもあります。
住宅が密集している都会の住宅街でも違和感なく溶け込みますし、住宅が密集していない郊外であっても周辺環境から浮いて見えることがありません。
また、黒やグレーなど濃い目の色味と比べて清涼感も演出できるので、暖かい地域で多く選ばれる色味でもありますが、汚れや雨垂れは目立ちやすいので注意しましょう。
都心部のビルやマンションなどの中にも自然に溶け込むので、都会の住宅街にお住まいの方におすすめです。
黄色系の外壁塗装
外壁塗装に黄色系を用いると、建物の雰囲気が一気に明るくなり、華やかな印象になるでしょう。
黄色といっても、白に近い明るい黄色から色味の濃いオレンジや山吹色、さらには和を感じさせる朽葉色などバリエーション豊富です。
明るい色にも関わらず意外と汚れが目立ちにくい一方、紫外線による退色は他の色よりわかりやすくなってしまう点には注意が必要となるでしょう。
建物外観を華やかな印象にしたい方はもちろん、ワンポイントでアクセントとして使うと個性を出せる色味です。
茶系の外壁塗装
茶系は木や土など自然界にある色と近いため、見る人に落ち着いた印象を与えることができ、街路樹や植木など周囲の自然環境にも馴染みます。
茶色と聞くと古臭いイメージを持つ方も多いですが、黄色がかった薄茶の亜麻色や茅色、濃い目の茶系だと黒柿色や栗皮色など、想像以上にバリエーションが豊富です。
濃い目の茶色は汚れが目立ちにくいというメリットがありますが、同時に太陽光による温度上昇の影響も受けやすくなるのでその点には注意が必要です。
建物外観に落ち着きや重厚感を出したいという方におすすめです。
緑系の外壁塗装
緑系は個性やオリジナリティを大切にしつつ、意外にも周辺環境に馴染みやすい色です。
塗装工事後も他の色と比べて退色がわかりにくいというメリットがあり、色の濃淡で明るさや清潔感だけでなく、落ち着きや重厚感、ナチュラル感を自由に決められるのも魅力です。
仕上がりへのご要望に幅広く対応する色味ではありますが、色が薄すぎると汚れが目立ちやすくなったり、色が濃すぎると重たくなりすぎて周辺環境から浮いてしまうので注意が必要です。
色味によって洋風にも和風にも馴染むので、今まで緑系を検討していなかった方も一度緑系を検討されてみると新しい発見があるかもしれません。
汚れが目立ちにくい濃い目の色合い
外壁は24時間365日紫外線や雨風、自動車の排気ガスや砂埃などに晒されているため、塗装する色によっては塗装工事後わずかな期間で汚れが目立ってしまうこともあります。
汚れが目立ちにくい色の代表は、やはり黒やグレーなど濃い目の色が挙げられます。
また、外壁の汚れの原因となる塵や埃、雨垂れなどはグレーや茶色系のものが多いので、似たような色味の濃い色を選べば汚れが目立ちにくくなります。
外壁が汚れたからといって簡単に塗り替えはできませんし、高圧洗浄で綺麗にするのも容易ではありません。
外壁に対するメンテナンスをできるだけ減らしたい、いつまでも綺麗な美観を維持し続けたいという方は、汚れが目立ちにくい濃い目の色味を選ぶのも選択肢の一つとなります。
ツートンカラーの外壁塗装の成功例6パターン!仕上がり実例と共に成功のポイントを解説
続いて、ツートンカラーの外壁塗装の成功例を6パターンご紹介します。
ツートンカラーは選ぶ色の選択肢が増える上に、配色の組み合わせによっては賑やかで落ち着きのない印象になってしまうので扱いが難しい色選びではあります。
しかし、うまく取り入れると非常におしゃれで都会的な印象になるため、近年ではこのツートンカラーを選ぶ方が増えています。
それでは、具体的にツートンカラーの成功例を見ていきましょう。
白と黒のツートンカラー
白と黒という無彩色、モノトーンの組み合わせは、見る人にシックで都会的な洗練された印象を与えてくれます。
実例のように、外壁全体で半分半分という色の使い方ではなく、外壁の大半は白にして、ベランダなどワンポイントで黒を使うといった配色が人気です。
こういった使い方をすると真逆の色でもぶつかり合わず、外観も賑やかで目立つ仕上がりにはなりません。
また、白の部分はピュアホワイトなど真っ白な色を用いると汚れが目立ちやすくなるので、若干グレーがかった色を使うのもおすすめです。
白と茶色のツートンカラー その1
白と黒のツートンカラーではシックで都会的な印象でしたが、黒ではなく茶色を用いると上品にまとまった仕上がりにすることができます。
白と茶色は互いに優しい印象を持つ色なので、住宅が密集している市街地でも、周辺に自然が多い郊外でも違和感なく景観に溶け込むので、白と黒のツートンカラー同様に人気の組み合わせです。
白と黒のスタイリッシュさを保ちつつ、優しく落ち着いた雰囲気も取り入れたいという方におすすめです。
白と茶色のツートンカラー その2
上記と同じく白と茶色のツートンカラーですが、こちらの実例では一階のレンガ部分の茶色をうまく利用しています。
外壁塗装の際はレンガ部分も塗装しますが、レンガの色は茶色やグレー、もしくはそのままの色を活かしてクリア塗装と選択肢が多くありません。
変更できない部分はそのまま活かして、外壁部分を白にしてツートンカラーにするというのは上手な色の使い方です。
グレーと茶色のツートンカラー その1
グレーと茶色という単体でも落ち着いた色の組み合わせは、落ち着いた雰囲気はそのままに重厚さも演出してくれます。
グレーも茶色も色の濃さで大きく印象を変える色ですが、濃い色味は洋風の戸建て住宅、もしくは実例のようにマンション・アパートなど外壁に平面が多い建物だと綺麗にマッチするでしょう。
グレーと茶色のツートンカラー その2
上記の例はアパートでしたが、こちらは和風の戸建て住宅です。
同じグレーと茶色のツートンカラーでも、和風には淡いグレー、淡い茶色の方が賑やかになりすぎず適しています。
グレーとクリーム色のツートンカラー
グレーは上記のように茶色、もしくは白色と組み合わされるケースが多いですが、クリームとも相性が良いです。
さらに、グレーとクリーム色の2色とも汚れが目立ちにくいので、その点もプラス材料となるでしょう。
緑が多い郊外よりは、どちらかというと都心の景観に溶け込む組み合わせになっています。
外壁塗装の色選び成功例 まとめ
ここまで、外壁塗装の色選びの成功ポイントや人気色を実例と共にについて解説してきました。
文章だけではなかなか伝わりにくいですが、実例を見ることでイメージが掴みやすくなったのではないでしょうか。
ここで色々な外壁塗装例をご覧いただいたように、色選びでお悩みの時は様々な実例を見るのが参考になります。
例えば、常日頃から他の家がどんな色を使っているか注意して観察すると、思わぬ気づきや「自分もあの色にしたい」という発見があるでしょう。
外壁塗装の色選びで失敗しないためには、成功例を参考にするというのも非常に有効な手段です。
その意味で、塗装業者は今まで様々な現場で塗装をしているので、塗装業者からのアドバイスは必ず皆様の役に立ちます。
カラーシミュレーションを実施している塗装業者も多いので、細かいことでもぜひ遠慮なく塗装業者に相談し、理想の外壁塗装を行なってください。