水性セラミシリコン(エスケー化研)の特徴や評判を解説

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水性セラミシリコン(エスケー化研)の特徴や評判を解説

水性セラミシリコン(エスケー化研)の特徴や評判を解説

近年では外壁・屋根用塗料の性能が向上し、塗膜の劣化因子である「ラジカル」の発生を抑制する「ラジカル塗料」、高耐久な「フッ素塗料」も気軽に採用できるようになりました。
しかし、それでも依然として外壁塗装では「シリコン塗料」が一番人気であり、塗装において最もスタンダードな塗料が「シリコン塗料」です。
こちらのページでは、実際に「シリコン塗料」を外壁塗料として採用したお客様の中で評判が良い塗料「水性セラミシリコン」について、特徴や評判などをご紹介します。
シリコン塗料での外壁塗装をご検討中の方は、ぜひ塗料選びの参考にしてください。

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水性セラミシリコンってどんな塗料?

水性セラミシリコンは、建築仕上塗材国内シェアNo.1の塗料メーカー「エスケー化研」が製造・販売しているシリコン塗料です。
1998年7月に販売が開始され、住宅用塗料として歴史があり、その実績・信頼性は抜群です。
この記事をお読みいただいている方の中にも「前回の塗り替えは水性セラミシリコンだった」という方も多いのではないでしょうか。

お客様からの評判の非常に良く、実際に現場で塗装工事を行なっている職人からも「よく選ばれています」との声が多く挙がっている塗料です。

それでは、水性セラミシリコンにはどんな特徴があるのか、順に見ていきましょう。

水性セラミシリコンの特徴について

水性セラミシリコンが人気の理由として、そのコストパフォーマンスの高さが挙げられます。
シリコン塗料を3回塗りした場合の費用相場は1,800~3,000円/m²ですので、水性セラミシリコンの2,000円/㎡というのは、シリコン塗料全体の中で見ても安い価格設定になっているのがわかります。
シリコン塗料自体が元々コストパフォーマンスの良い塗料ですが、水性セラミシリコンのコストパフォーマンスはシリコン塗料の中でもトップクラスです。

また価格が安いだけでなく、12~15年という長い耐用年数(メーカー発表)を持っているのも大きな特徴です。
水性セラミシリコンは、シリコン樹脂にセラミック成分を複合化したセラミックシリコン樹脂をバインダー(つなぎ)としているため、「シロキサン結合」による強靱な架橋塗膜を形成してくれます。
セラミックは無機系の鉱物であり、無機塗料に代表されるように劣化に非常に強いという性質を持っています。

そして、「シロキサン結合」とはケイ素と酸素の結合を指し、この結合によって形成される塗膜は非常に緻密で、原子同士の結びつきが強固です。
そのため、原子同士の結びつきが崩壊することによって起こる塗料の劣化防止に繋がっています。
またエスケー化研は、「緻密な架橋塗膜は、大気中の粉塵や排気ガスを寄せつけにくくし、優れた低汚染性を発揮する」と発表しています。

同ランクの水性塗料と比べても、非常に優れた耐久性と低汚染機能を兼ね備えており、長期にわたって外壁を美しく維持してくれます
ただし、あくまでも水性塗料であるため、溶剤系塗料に劣る点は多数あります。

水性塗料なので工事中の臭いが気にならない

水性セラミシリコンは、一般名称が「超耐久低汚染型一液水性セラミックシリコン樹脂系塗料」
この名前が示すように、「1液型」「水性塗料」です。

塗料はどんなグレードの塗料であっても「1液型」「2液型」に分類されます。
「1液型」は塗料缶1つだけで塗料として使用することができる塗料、「2液型」は主材(塗料)と硬化剤を混ぜ合わせることで使える塗料です。
すなわち、水性セラミシリコンは前者の「2液型」に分類される訳ですね。

そして、水性セラミシリコンは水性塗料に該当します。
油性塗料の場合、塗料を使用する際はシンナーで塗料を希釈してから使うため、多少なりとも工事中にシンナーの臭いがします。
一方水性塗料であれば、水道水で希釈することができるため、工事中にシンナー臭に悩まされることがありません

水性セラミシリコンをおすすめしない塗装業者も多い?

ここまでお読みいただくと、コストパフォーマンスが良くいいこと尽くめのような水性セラミシリコンですが実は、
「水性セラミシリコンはおすすめしない」
「水性セラミシリコンと同クラスの塗料とどっちを選ぶか聞かれたら、水性セラミシリコンじゃない方を選ぶ」

という塗装業者、塗装職人も一定数以上います。

その理由は、やはり「油性(溶剤系)塗料ではなく水性塗料だから耐久性が気になる」という点です。
油性塗料のメリットは、その耐久性の高さと仕上がりの美しさです。
油性塗料は水性塗料と比べて耐久性の高い塗膜を作るだけでなく、塗装後の膜厚が均一になりやすいという特徴があります。
施工直後はハケ・ローラー跡が残りますが、乾燥が進むにつれて無くなり、凹凸のない綺麗な塗膜に仕上がります。
さらに、塗装後の乾燥が早いこと壁面との密着性が高く塗装する素材を選ばないことも油性塗料のメリットです。

このような理由から、「せっかく塗装工事するなら耐久性の高い塗料をおすすめしたい」という想いから、「水性セラミシリコンはおすすめしない」という塗装業者もいるのです。

ただし、水性塗料には水性塗料のメリットがあり、上述の通り工事中のシンナー臭が気にならないというのは、お客様にとって大きなメリットです。
外壁塗装工事はおよそ10日〜半月程度かかるので、その間ずっとシンナー臭いがするのはストレスと感じるお客様も多くいらっしゃいます。
また、臭いが原因で近隣とトラブルを起こしたくないという方も、水性塗料を選ばれる傾向があります。

コストパフォーマンスや工事期間中のお客様への気配りを重視する塗装業者は水性セラミシリコンをおすすめし、耐久性を重視する塗装業者は油性塗料をおすすめするという訳ですね。
水性塗料より油性塗料の方が耐久性が高いとされていますが、水性セラミシリコンも適正に工事すれば油性塗料に劣らない耐久性を発揮してくれますし、シリコン塗料の中でも実績が多い塗料になります。
あとは、お客様の側でコストや耐久性など、何を一番重視して選ぶかが大切です。

水性セラミシリコンの価格相場は?

水性セラミシリコンの3回塗りの合計単価は、約2,000円です。
シリコン塗料の費用相場は1,800~3,000円/m²ですので、数あるシリコン塗料の中でも安めの価格設定になっています。
このリーズナブルな価格が、多くの方に選ばれる理由の一つでしょう。

水性セラミシリコンの基本情報

メーカー エスケー化研
塗料名 水性セラミシリコン
一般名称 超耐久低汚染型一液水性セラミックシリコン樹脂系塗料
単価 2,000円/㎡
樹脂 セラミックシリコン樹脂
水性/溶剤 水性
1液/2液 1液
期待耐用年数 12~15年
素材 コンクリート、セメントモルタル、ALCパネル、スレート板、各種サイディングボード、各種旧塗膜(活膜)など
ホルムアルデヒド放散等級 F☆☆☆☆

エスケー化研「水性セラミシリコン」公式ホームページへ

インターネット上の塗装業者による水性セラミシリコンの評判

良い評判

  • 他の塗料と比べても安いので、価格でお悩みのお客様には必ずおすすめしている塗料です
  • エスケー化研自体が信頼のあるメーカーな上、そこのベストセラーなので何より信頼性が高い
  • 臭いが少なめなので、住宅密集地に住まわれてる方にもおすすめしやすい
  • 他の業者さんもよく使ってるので、塗り替え時の下地処理がしやすいです
  • ラジカルやフッ素などこれより上のグレードの塗料もありますが、水性セラミシリコンも耐久性や雨だれ・コケの発生にも問題無いです

悪い評判

  • もう少し頑張ればより高性能なシリコン塗料がある
  • メーカー発表の耐久性に少し疑問が残る

水性セラミシリコンの特徴や評判 まとめ

実際にシリコン塗料を外壁塗装として採用したお客様の中でも評判が良い「水性セラミシリコン」について解説してきました。
水性セラミシリコンはシリコン塗料の中でも高いコストパフォーマンス、豊富な施工実績を誇る塗料です。
「塗り替えはしたいけど、費用はできるだけ抑えたい」という方には真っ先に選択肢に入ってくるでしょう。

もちろん耐久性だけを見れば他にもラジカル塗料やフッ素塗料など高耐久の塗料は数多くありますが、同グレードの塗料の中では耐候性に優れていてい耐用年数も長めです。
外壁塗装にシリコン塗料の使用を検討されている方には、ぜひ候補に入れていただきたい塗料です。

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