外壁材の種類別、特徴や注意すべきポイントを解説【全7種類】
それではまず、外壁材にはどのようなものがあるのかを見ていきましょう。
ここでは、主に住宅の外壁に採用される外壁材を7つご紹介し、併せて各素材の特徴や採用する際の注意すべきポイントも解説していきます。
窯業系サイディング
近年の日本において、外壁材のシェア率No.1を誇るのが窯業系サイディングです。
セメント質・繊維質などを混ぜた原料を成型・硬化した外壁材で、コストパフォーマンス以外に耐火性にも優れています。
様々な外壁材メーカーが製造・販売を行なっており、デザイン・カラーバリエーション共に豊富で、それも人気の要因の一つと言えるでしょう。
費用面・機能面・デザイン面と、外壁材に求められる要素が非常にバランス良く揃っており、皆様にとっても選ぶメリットが多い外壁材です。
コストパフォーマンスの良さから、外壁材に対して要望が無い場合、施工業者から勧められることが多いです。
そんな人気の窯業系サイディングですが、施工の際には継ぎ目にコーキングが打設されます。
これはサイディングの継ぎ目から外壁内部へ雨水が侵入しないようにするための処置です。
しかし、コーキングは紫外線に弱いという特性があり、外壁材より早く劣化が進行してしまいます。
サイディングに劣化が無く塗り替えの必要がないとしても、コーキングは打ち替え・打ち増しなど改修作業を行う必要があるので注意してください。
コーキングの表面にひび割れや浮きを発見した場合、触れてみた際に硬化が進行している場合には専門業者の点検・診断を仰ぐようにしましょう。
金属系サイディング
上述の窯業系サイディングに次いで人気があるのが金属系サイディングです。
特徴としてその軽量さが挙げられ、窯業系サイディングと比較すると約1/4、モルタルと比較すると約1/10とその軽さがわかります。
その軽量さから外壁の重ね張りに適しており、新築時よりリフォームの際に採用されることが多い外壁材です。
金属系サイディングは、金属板と断熱機能を持った裏打材によって作られます。
製品のほとんどが工場のラインで製造されており、仕上がり品質にムラが無いといった特徴もあります。
また、その軽量さから耐震性にも優れ、他の外壁材では発生するひび割れや凍害といったトラブルの心配もありません。
メンテナンスを行うべき周期も長めで耐久性に優れる金属系サイディングですが、その分窯業系サイディングと比較して初期費用は若干高額になります。
また、窯業系サイディングと同じく、外壁材自体に劣化が無くてもコーキングが劣化している場合は改修作業が必要なので注意しましょう。
近年、金属系サイディングの中でも、鉄板にアルミニウムを55%、亜鉛を約43%、ケイ素を約2%の割合で吹き付けてメッキ加工したガルバリウム銅板のシェアが増加しています。
ガルバリウム銅板は優れた耐久性を持ち、立地条件にもよりますが25〜30年の耐用年数を持っていると言われており、金属系の建材の中でも非常に高久性な素材です。
樹脂系サイディング
日本ではまだまだ少数派で、見かけることも少ないのが樹脂系サイディングです。
日本における普及率は1%程度と非常に少ないですが、実は北米・北欧はこの樹脂系サイディングが主流の外壁材となっています。
耐久性が高く、凍害・塩害に強いという特徴があるため、日本でも東北や北海道などの寒冷地ではリフォームの際に採用されることもあります。
主原料は塩化ビニル樹脂で、外壁材自体に顔料を練り込んでいるので塗装が不要、定期的な塗り替えも必要ありません(紫外線によって徐々に弾性を失っていくため、紫外線からの保護目的で塗装をする場合もあります)。
また、「オープンジョイント工法」という工法を用いて施工されるため、窯業系・金属系サイディングのようにコーキングを使わないので、コーキングの改修作業も発生しません。
耐久性・耐候性に優れ、窯業系サイディングの約1/10の重量と非常に軽量な点も大きなメリットです。
ここまで聞くと他の外壁材より優れているように感じますが、ここ日本ではその普及率の低さから樹脂系サイディングを施工できる業者が少ないことが大きなデメリットとなります。
また、色や柄のバリエーションも少なく、対火性能も決して良くはありません。
寒冷地ではリフォームで重ね張りを行う際に候補に選んでも良いですが、寒冷地以外では施工業者探しに苦労する恐れがあるので、窯業系サイディングや金属系サイディングを選ぶことをおすすめします。
木質系サイディング
木質系サイディングはその名前の通り、無垢の木材に塗装を施したサイディングです。
一番の魅力はやはりそのデザイン性で、木にしか出せない佇まい・趣きがあり、オリジナリティ溢れる外観となるでしょう。
材質が木と聞くと「耐火性は大丈夫?」と思われるかもしれませんが、近年の木質系サイディングは木材に不燃処理が施されているものがほとんどです。
そのため、しっかり耐火性も備えており、断熱性にも優れるので、外壁材としての機能はしっかり確保されていると考えて良いでしょう。
ただし、消防法の制限によって防火地域に指定されたエリアにお住まいの方は、木質系サイディングを採用できない場合があります。
木質系サイディングの採用を検討されている方は、事前に採用可能かどうかを調べておきましょう。
また、木材が原料という特性上、塗膜が劣化すると雨水が外壁材自体に染み込み、腐食や変色を起こしやすいというデメリットがあります。
こまめにメンテナンスを行う必要があるので、他の外壁材と比較してもメンテナンス費用が高額になりやすいので注意してください。
モルタル
日本において、窯業系サイディングの次に金属系サイディングと並んでシェア率が高いのがモルタルです。
モルタルの特徴はなんと言ってもそのデザインの自由度の高さで、リシン仕上げ・スタッコ仕上げ・吹付けタイルといった工法の中から好きなものを選び、職人の手作業によって作られます。
自身の細かな要望が反映されやすく、オリジナリティ溢れる仕上がりになるのは皆様にとって大きなメリットと言えるでしょう。
また、施工にコーキングを使用しないため、サイディングのようにコーキングの補修を行う必要もありません。
デザイン性を重視する方に選ばれるモルタルですが、上述のように職人による手作業で作られるため、仕上がりは職人の技量や施工管理に影響されます。
その意味で、施工業者選びが重要になってくる外壁材とも言えます。
また、他の外壁材よりひび割れが発生しやすく、ひび割れが起こるとその隙間から雨水が侵入し雨漏りの原因となってしまいます。
美観だけでなく耐久性・防水性を維持し続けるためにも、定期的なメンテナンスが必要となるので覚えておきましょう。
タイル
皆様にとっても馴染みが深く、すぐに思い浮かべることができる外壁材がタイルではないでしょうか。
タイルは粘土を主原料とした材料を焼き固めることで作られる外壁材で、非常に硬く経年劣化や変質がほとんど起きません。
耐久性が非常に高く、塗装によるメンテナンスの必要もないので(美観回復目的でクリア塗装を行う場合はあります)、外壁材としては非常に優れていると言えるでしょう。
ただし、他の外壁材と比較しても初期費用が高額になりがちなのがデメリットです。
窯業系サイディングやモルタルと比べると倍以上になるケースもあるので、採用を検討されている方は注意が必要です。
しかし、初期費用こそ高額ですが、その分定期的なメンテナンスの回数を減らすことができ、外壁にかけるトータルコストを抑えることができる場合もあります。
一度限りの工事費用で考えるのではなく、長い視点で今後のメンテナンス費用なども考慮して選ぶようにしましょう。
また、いくら素材自体が高耐久といっても、タイルの継ぎ目やコーキングはどうしても劣化が進んでしまいます。
継ぎ目やコーキングの劣化は雨漏りの原因ともなるので、タイルであっても定期的な点検・診断は受けるよう心がけておくと良いでしょう。
ALC
数ある外壁材の中でもっとも高額になるのがALCです。
ALCは「Autoclaved Lightweight aerated Concrete」の略で、「高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート」という意味があります。
特筆すべきはその軽量さで、水に浮くほど軽く、それでいて断熱性・耐火性・遮音性にも優れている優秀な外壁材です。
非常に多機能なALCですが、その反面多孔性なので水を吸収しやすく、塗装によって防水層を形成し保護してあげる必要があります。
そのため、塗装による定期的なメンテナンスが欠かせないというデメリットがあります。
また、塗装を行なっても塗膜自体の防水性が弱ければ劣化が進行してしまうので、塗装の際には使用する塗料を選ぶといった一面もあるので注意しましょう。
各外壁材のメリット・デメリット一覧
前項で、各外壁材についての特徴を解説しました。
文中でもメリット・デメリットはお伝えしましたが、文章だけだとなかなか伝わりにくいかと思います。
ここでは、各外壁材のメリット・デメリットについてまとめてみました。
窯業系サイディングのメリット・デメリット一覧
窯業系サイディングのメリットは以下のようになります。
- 施工の初期費用が比較的安い
- デザイン・カラーバリエーション共に豊富
- 様々な外壁材メーカーが製造・販売を行なっており施工できる業者が多い
- 総合的なコストパフォーマンスに優れる
窯業系サイディングのデメリットは以下のようになります。
- コーキングの定期的なメンテナンスが必要
金属系サイディングのメリット・デメリット一覧
金属系サイディングのメリットは以下のようになります。
- メンテナンス周期が長め
- 工場生産のため品質にムラが少ない
- 窯業系サイディングと比較しても非常に軽量
- 軽量なため耐震性に優れる
- ひび割れや凍害といったトラブルが起こらない
金属系サイディングのデメリットは以下のようになります。
- 窯業系サイディングと比較して初期費用は若干高額
- コーキングの定期的なメンテナンスが必要
- 塩害・白錆・雷蝕には注意が必要
樹脂系サイディングのメリット・デメリット一覧
樹脂系サイディングのメリットは以下のようになります。
- 東北や北海道など寒冷地での外壁リフォームでは有用
- 定期的な塗装によるメンテナンスが不要
- コーキングの改修・補修作業も不要
- 耐久性・耐候性に優れ、非常に軽量
樹脂系サイディングのデメリットは以下のようになります。
- 施工できる業者が少ない
- 色や柄のバリエーションが少ない
- 耐火性能が低い
木質系サイディングのメリット・デメリット一覧
木質系サイディングのメリットは以下のようになります。
- オリジナリティ溢れる外観を作ることができる
- 耐火性・断熱性も備えている
木質系サイディングのデメリットは以下のようになります。
- 消防法で防火地域に指定されたエリアでは施工できない
- 水に弱く腐食や変色を起こしやすい
- メンテナンス費用が高額になりやすい
モルタルのメリット・デメリット一覧
モルタルのメリットは以下のようになります。
- デザインの自由度が高い
- 職人の手作業で作られるためオリジナリティが出しやすい
- 防火性が非常に高い
- コーキングの改修・補修作業が不要
モルタルのデメリットは以下のようになります。
- 仕上がりは職人の技量や施工管理の影響を受ける
- 他の外壁材よりひび割れが発生しやすい
タイルのメリット・デメリット一覧
タイルのメリットは以下のようになります。
- 非常に硬く経年劣化や変質がほとんど起きない
- 耐久性が非常に高く、耐火性・防水性にも優れる
- 塗装によるメンテナンスの必要がない
タイルのデメリットは以下のようになります。
- 他の外壁材と比較して初期費用が高額になりがち
- 定期的な継ぎ目やコーキングの診断・点検が必要
ALCのメリット・デメリット一覧
ALCのメリットは以下のようになります。
- 非常に軽量で水に浮くほど軽く耐震性に優れる
- 断熱性・耐火性・遮音性も高い
ALCのデメリットは以下のようになります。
- 多孔性なので水を吸収しやすい
- 塗装による定期的なメンテナンスが欠かせない
これから外壁材を選ぶ方にお伝えしたい外壁材選びのポイントとおすすめ外壁材
ここまで、主な外壁材の特徴やメリット・デメリットについて解説してきました。
しかし、「実際に外壁材はどう選んだら良いの?」とお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
外壁材は、価格・性能・見た目のいずれを優先するかで選ぶべき外壁材が変わってきます。
ここでは、これから外壁材を選ぶ方にお伝えしたい外壁材選びのポイントをお伝えします。
価格で選ぶなら窯業系サイディングがおすすめ
まずは次の表をご覧ください。
- 外壁材
- 平均価格/1㎡
- 窯業系サイディング
- ¥3,000〜¥5,000
- 金属系サイディング
- ¥4,000〜¥6,000
- タイル
- ¥7,000〜¥9,000
- モルタル
- ¥3,000〜¥5,000
- ALC
- ¥7,500~15,000
これは、各外壁材の1㎡あたりの平均価格になります。
外壁材は選ぶ素材によって価格が5倍以上も変わってくるので、価格を重視する方にとって慎重にご検討いただきたいポイントです。
上記でご紹介した外壁材の中で価格を重視するのであれば「窯業系サイディング」、あるいは「モルタル」が候補に挙がるでしょう。
価格だけで考えると「モルタル」になりますが、モルタルは耐火性が高く、仕上げの工法によって他の外壁材にない表情を作ることができる反面、
・仕上がりは職人の技量による
・定期的なメンテナンスが不可欠
・ひび割れ(クラック)が起こりやすい
といったデメリットもあります。
その点「窯業系サイディング」は、どんな業者であっても施工が比較的簡単で、かつ工場で大量生産されているので価格も安価です。
にも関わらず豊富なデザインの中から好きなものを選ぶことができ、外壁材としての機能もしっかり備わっているので、近年の住宅用建材としてNo.1のシェアを誇っています。
そのため、価格を重視される方には、比較的安価でデザインも豊富な「窯業系サイディング」がおすすめです。
また、上記より安価な外壁材としてトタンなどがありますが、安すぎる外壁材には防火性や防水性が備わっていないケースがほとんどです。
価格だけを見るのではなく性能もしっかり比較して外壁材を選ぶようにしましょう。
性能で選ぶなら金属サイディング・ALCがおすすめ
新築時に施工してからメンテナンスが一切不要という外壁材は存在しません。
どんな外壁材であっても、いつかは塗り替えや補修工事など各種メンテナンスを行う必要があります。
しかし、外壁材の性能が高ければ高いほど、メンテナンスの周期を延ばすことができます。
- 外壁材
- メンテナンス時期
- 窯業系サイディング
- 〜10年
- 金属系サイディング
- 〜15年
- タイル
- 〜10年
- モルタル
- 〜10年
- ALC
- 〜15年
上記は、各外壁材ごとの塗り替えなどメンテナンスを行うべき時期を示した表になります。
外壁材の中でも「金属系サイディング」「ALC」がメンテナンス周期が長く、耐久性に優れていることがわかります。
「金属系サイディング」は断熱性が高く、寒冷地にお住まいの方にはおすすめの外壁材です。
また、「ALC」は外壁材の中でも性能が総合的に高く、特に耐火性・耐震性について非常に優れた外壁材であり、遮音性にも優れます。
性能だけで見ると「金属サイディング」「ALC」の二択になりますが、性能が良い分他の外壁材より高価になっているので注意が必要です。
ただし、初期費用こそ他の外壁材より高額になりますが、後々のメンテナンス費用を抑えることができるので、住まいにかけるトータルコストで考えた場合は安く抑えられる場合もあります。
一度限りの工事費用だけで外壁材を選ぶのではなく、後々のメンテナンス頻度・費用まで見据えて外壁材を選ぶようにしましょう。
見た目で選ぶならモルタルがおすすめ
どんな外壁材でも、職人が現場で加工する、工場でサイズまできっちり測って作られるといった違いこそあれど、どこかで見たことのある画一的なデザインになります。
その中で、職人の手によって自由に皆様の理想の外壁を外壁を作りあげることができるのが「モルタル」です。
「モルタル」は職人の手作業で作られるため他の外壁材と比較して工期が長くなりがちで、仕上がりも職人の技量に依る部分があります。
そのため、施工業者選びを慎重に行う必要がありますが、手作業で作られた外壁は和洋問わず様々な建物にマッチし、質感も良く高級感があります。
自由にデザインし、理想通りの外壁を作りあげたいという方には「モルタル」がおすすめです。
ただし、上述のように施工業者によって仕上がりの品質にバラつきが出る点、定期的にメンテナンスを行わないとひび割れが起こりやすいという点は覚えておきましょう。
外壁材市場で人気の外壁材とは?
前項で、外壁材選びのポイントとおすすめ外壁材をご紹介しました。
では、実際に市場で人気の外壁材は一体どの外壁材でしょうか?
一番人気は窯業系サイディング
ここまでの解説の中でも少し触れてきましたが、近年の建築用外壁材として「窯業系サイディング」が一番人気です。
リフォーム産業新聞社調べでは、外壁材シェアの約70%を占めています。
人気の理由としては、
- 工場製造のため品質が安定している
- 施工が比較的容易で、工期短縮・工賃の削減ができる
- 他の外壁材より軽量で耐震性が優れている
- デザインが豊富でお客様にとって選ぶ楽しみがある
といった点が挙げられます。
窯業系サイディングには防水機能が無い、コーキングの定期的なメンテナンスが必要といったデメリットもありますが、シェア率が高いのは「皆様にとってメリットの方が大きい」からと言えるでしょう。
ちなみに、窯業系サイディングを取り扱う外壁材メーカーとして、
ニチハ株式会社
ケイミュー株式会社
旭トステム外装株式会社
などが有名です。
2位以降はお客様のご要望次第
「窯業系サイディング」に次いで人気なのは、窯業系サイディングとほぼ同価格で自由にデザインすることが可能な「モルタル」、窯業系サイディングより若干割高なもののメンテナンス周期が長い「金属系サイディング」と続きます。
2位、3位といってもシェア率はおよそ1割程度なので、窯業系サイディングの人気の高さがよくわかりますね。
窯業系サイディングは価格・性能・見た目など、外壁材に求められる要素が総合的に高い外壁材です。
そのため、基本的にお客様側からの要望が無い限り、窯業系サイディングを勧められるケースが非常に多いです。
窯業系サイディングの特徴や性能をしっかり把握した上で、以下のような更なる機能を求める場合に他の外壁材が選ばれているという訳ですね。
- 窯業系サイディングより自由なデザイン → モルタル
- 窯業系サイディングより若干高耐久 → 窯業系サイディング
- 窯業系サイディングより高耐久・意匠性に優れる → タイル
- 窯業系サイディングを凌ぐ高耐久 → ALC
2位以降のシェア率はほぼ横ばいで、窯業系サイディング以外の外壁材はお客様のご要望次第というのがよくわかる結果となっています。
外壁材の種類と各素材のメリット・デメリット まとめ
一口に外壁材と言っても様々な種類があり、素材が変われば見た目はもちろん性能も大きく違ってきます。
外壁材選びで重要なのは、「自分が外壁に何を求めているか?」を熟考することです。
価格なのか、性能なのか、見た目なのか、何を一番重視するかで選ぶべき外壁材は変わってきます。
どんな外壁材であっても、すべての要望を満たしてくれる外壁材は存在せず、何かしらのデメリットは必ずあるものです。
初期費用だけで選ぶのではなく、外壁に何を求めているのか?施工後の機能やメンテナンス性はどうか?など長い視点で考え、理想の外壁材を選んでください。